出産予定日という名の時限爆弾。
ひめとわのInstagramに
自然に産みたい妊婦さんがコメントをくれました。
「8月20日が予定日だけど生まれなさそうと言われ、来週の月曜までに出てこなければ陣痛促進剤うつ。」
とお医者さんから言われたそう。
私も
初産の時、10月5日が予定日だったのですが
その日を過ぎても出てこない。
9日の朝に
いつも強気で心の大きな支えだった母ですら
「ちょっとやばいんちゃうの?最後ぐらい病院行ってきたら?」
と悪魔のささやきをしてくれました。
それまでにも
周りから「まだ生まれない?」
と何気ない一言なのですが、そんな一言にもイライラしたり
不安になったり、情緒不安定でかなりのストレスを感じていたのに
その爆弾発言で私の思考は
「やばい!」
「予定日超えたら赤ちゃんが一日一日大きくなって難産になる!」
「トラブル発生や!」
と緊急のサイレンが鳴り響き
本気で病院を探し始めました。
そんなときに
オキシトシンの素晴らしさを伝え歩き、自然分娩を広げる活動をされている女性に電話をしてみようと閃き、長い間連絡を取っていなかったのに藁にもすがる思いでかけてみました。
そのときに言われた言葉が7年経った今でも忘れられません。
「最後まで自分で産むって決めてここまでやってきたんでしょ?!それやったら15日が新月やし、最後までお腹の子を信じて待ちなさい!」
と一喝。
それまでもたくさんの試練を乗り越えて母としても成長しているはずでした。
出血したり、健康に生まれてこない赤ちゃんの夢を毎晩見たり、、、
それでも自分で産む!と決めてやってきてたのに
最後の不安の塊が一気に出てきたような体験でした。
そして、いつも頼りきっていた母に
「死んでもいいって思うまでやることやってきた。後悔はない。
私が産むんやから、黙っといて!」
と初めて母を超え、自分が母親になった瞬間でした。
それまでは何かあればママがいてくれるから。
といつも依存していた私の、自立の瞬間でした。
そしてあれだけ不安で仕方なかった心が
「最後まで信じなさい!」
の一言で
腹が決まり
なんの不安もなく
堂々と清々しく過ごしていました。
そして14日の夜、ぴったりに陣痛が始まり
15日の朝10時50分に2800グラムの女の子が生まれました。
全然大きくなかったし、全然痛くなかった陣痛。
そのとき確信しました。
予定日はあってないようなものだ。
時限爆弾だ。と。。
この体験から
私が学んだこと。
①覚悟を決めること。
②意識回路のシミレーション
子どもはお母さんの気持ちを察知する能力があります。
これは子育てでもよくわかることなのですが、お母さんがイライラしていたり不安で落ち着かなければ子どもはグズグズ言い出したり、体調を崩したりと、敏感に反応します。
お産も同じで、陣痛を怖がったり、出産に不安があったり、旦那さんとの関係がギクシャクしていたりすると陣痛はなかなかきてくれなくて時間のかかる難産になったりします。
よく、お家でいい感じの陣痛が来ていたのに
入院の準備をして病院に行くと
陣痛が止まって一旦おうちに返された、もしくは陣痛促進剤を打っての出産になった。
という話を聞きます。
これは助産師さんから聞いた話なのですが
良い陣痛が来るには
ちょっとでも不安などがあるとダメ。
リラックスして落ち着いた気持ちで赤ちゃんと向き合いながらまったりすることが大事だそうです。
薬の匂いが充満する、普段慣れ親しんでいない病院の環境に、手術室のような分娩台が目の前にある。
前回の記事にも投稿しましたが、お産とセックスとウンチするのは同じ。
お家でいいところまで行っていたセックスを途中で中断し、慣れ親しまない環境と人のいるところに車で移動し、みんなが見ている中で
「はい。今からさっきの続きをしてください。」
と言われてもできないのと一緒だそうです。
少し話が逸れましたが、、、
私のセミナーは必ず母の地球攻略セミナーとセットで受けてもらうことを勧めています。
それはなぜかというと
この地球での生き方をまず知ってもらう必要があるからです。
その中で
物質の成り立ち、願いの叶え方と条件をスピリチュアル系ではなく、科学的にお話ししているのですが
この世は
思ったことが現象化しています。
皆さんは現象が先に起こって、それに対して思いや考えがあると思っていませか?
この妊婦さんの例でいうと
予定日過ぎても陣痛がなかなかこない。
そして先生にこのままでは陣痛促進剤を打ちます!
という現象が起こっている。
そして、このままでは私の望む自然出産ができない。どうしよう。早く生まれて来てよ~
と焦りや不安、もしくは恐怖さえ感じているかもしれません。
これが皆さんが考える当たり前の流れ。
だけど、この地球の真実は信じがたいことかもしれませんが逆なのです。
何かしら
もしかしたら自分の望む出産ができないのでは?
お産って怖いものなのかも。
などなど
自分が望んでいない結果がもしかしたら起こるかもしれない。
と先に感情を生み出していたということなのです。
ここにはもっと深いお話もあって、自分でも気がついていない深いところで、こういう事態を引き起こしてしまう信念や価値観を持っていることが大きな原因です。
全ての出来事のきっかけ、、、、
全ての出来事の真の原因といっても良いほど、それぞれの幼い時に(お腹の中にいる時から)つけた信念が影響しています。
もっと詳しくはセミナーでお話ししているのですが、
これを逆手にとって
願いは簡単に叶うのです。
私の場合、「赤ちゃんを信じて、まつ!」と覚悟が決まりました。
そして
無事に気持ちよく素敵な出産ができるのが当たり前。という気持ちに一気に変わりました。
すると気持ちも行動も全てが
幸せな自然出産ができている。
というゴールからの選択になり
不安はなくなり、堂々と過ごし、陣痛が起こった時のシミレーションを鮮明にしていました。
願いを叶えるためには
言語・感情・イメージの3つの条件が必要なのですが、私は見事にこの3つを墨汁一滴の濁りもなく揃っていました。
そして想像以上に幸せで、痛みのないエクスタシーな出産が41週0日にすることができたのです。
私の信頼する助産師さんがおっしゃるには
赤ちゃんの大きさは(大き過ぎても)そんなにきにすることない。
自分が生まれることのできない大きさで生まれてくるはずはない。
そして予定日は人間が決めて曖昧なもの。
お産はもっともっと神秘的で
どうしてそういう摂理になっているのか
今の科学でも証明はされていない。
う~ん!今や!
といくら想像しても科学が進歩しても
赤ちゃんの手を生やすことはできないし
ウーパールーパーみたいな爬虫類から
どんどん人間にしていくことは
私たちにはできないですよね?わら
熟せばりんごが木から勝手に落ちるように
赤ちゃんも自分のベストなタイミングで出てくるんだそうです。
池川明先生も言うように
妊娠中のトラブルは(今回はトラブルではないと思いますが、、)
赤ちゃんからの素晴らしいメッセージだそうです。
お母さん、私を信じてね。
もっとお父さんを頼ってね。
お母さんの本当の気持ちを第一に優先してね。
覚悟を決めてね。
などなど、、、
どんなメッセージが送られて来ているかに思いを馳せて、最後の妊婦生活を十分味わってみてください^^